神足神社【京都府長岡京市】
◆神足神社の紹介
神足神社は、実を言うと、私の子どもの頃の遊び場でもありました。生まれ育った街ではありますが、灯台もと暗しで、就職をして故郷を離れるまでは、氏子の祭りにも参加していながら、今回、色々と調べてみて知らないことが多くあることに気付きました。
延暦15年(796)には、桓武天皇の勅祭が行われ、齋衡元年(854)には、官社に列せられている由緒ある神社です。神社のすぐ隣には、神足公園があり、週末や祝日には、子連れのお母さんたちの姿が見られます。由緒ある神社でも、子どもの遊び場所であり続けてほしいと思います。
◆足の神様とは
神足の社名の由来は、様々な説があります。桓武天皇が神様が当地に降り立った夢を見たところから来たという説。カム(神)イタリ(到り)=カムイタリから来たという説などがあります。足との直接的な関連がある訳ではありませんが、全国高校(女子)駅伝の京都チームは、試合の前に神足神社で願掛けをし、お守りを携えて試合に臨み、好成績をおさめていることが知られています。また、2011年女子サッカーワールドカップで優勝した「なでしこジャパンチーム」でゴールキーパーをつとめた海掘あゆみ選手が長岡京市出身であることから、市のスポーツ賞市民栄誉賞と神足神社のお守りを送られたことでも注目されました。
◇御祭神
天神立命(あめのかみたちのみこと)
舎人親王(とねりしんのう)
◇末社御祭神
大歳神(おおとしのかみ)
鹿屋野比売命(かやのひめのみこと)
◇ 祭礼
記年祭 3月中旬
氏子祭り 5月3日
例祭 6月5日
御扉開き 10月第一日曜日
他
◇ 由緒(平成祭礼のデータより)
長岡天満宮
◆鎮座地
元記事投稿日 平成22年7月24日(土)