洗足式 聖木曜日
キリスト教(特にカトリック)では、復活祭の前の木曜日に洗足式が行われます。イエスキリストが最後の晩餐の前に、謙虚であることの大切さを説くため、12使徒の足をひとりひとり洗ったという行いに因んで、後に儀式となったのが、洗足式です。
前ローマ法王のベネディクト16世は、2007年にこの風習を改めて、ローマに住む一般の信者12名の足を洗いました。
2013年、現ローマ法王フランシスコは、前代未聞の洗足式を行いました。儀式を行ったのは少年院、受刑者12人の足を洗いました。その中には、これまでの足を洗うのは男性に限るという常識を覆し、女性が2人含まれていました。また、足を洗った受刑者の中には、イスラム教徒の者もいたと言いますから、ビックリ仰天です。