足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

白山宮足王社【愛知県日進市】

◆白山宮のご紹介
  白山は、富士山、立山に並ぶ日本三霊山に数えられる石川県、岐阜県を中心にそびえる山岳です。古代から山そのものを御神体とみなした山岳信仰がありました。白山信仰は、石川県白山市に鎮座する白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を総本社とし、石川、岐阜、新潟、静岡、愛知の各県に分布しています。日進市の白山宮は、創立は不明ですが、境内に古墳があることから古くからある由緒ある社と言えます。大永3年(1523年)本郷城主丹羽若狭守氏清が初めて祭祀を司ったとの記録があるそうです。以来、数々の神事が氏子たちによって伝承され、「白山の馬まつり」として人々に親しまれてきました。
 
  白山宮へは、名古屋地下鉄の鶴舞線に乗り、豊田方面に向います。地下鉄が名鉄豊田線に乗り入れていますので、名鉄日進駅で下車し、タクシーで約5分で到着します。拝殿の横にある足王社にお参りし、絵馬も奉納してきました。帰りに参道の階段途中にある祓所の祓戸の神の石碑に朝陽の後光が差していました。
 
 
◆御祭神
菊理姫命(くくりひめのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
大巳貴命(おおなむじのみこと)
主祭神菊理姫命は、全ての物を括り結ぶというご神徳があります。
 
大山祇神(おおやまづみのかみ)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
稻田姫命(いなだひめのみこと)
 
 ◆足の神様とは
  拝殿に向って右側に鎮座しているのが足王社です。御祭神は、足名椎神(あしなづちのかみ)です。もともとは神社の裏を走る飯田街道裏街道に祀られていた道祖神終戦後に白山宮に遷座されました。足の難病を抱えた女性が参拝し、御祈祷を受けたところ完治した為、それが口コミで伝わり、足腰の神様として有名になりました。近年では、足にちなんで、Jリーグの選手が良くお参りをするようになり、「サッカーの神様」としても注目を浴びています。毎年5月中旬には、足王社祭りが斎行されます。足王社の祠の横には、「痛みとり石」があり、これを撫でて、その手で患部を撫でると痛みが取れると言われています。
 ※ 平成28年に新社殿が造営されています。掲載写真は、それ以前のものです。
 
◆住所 
  愛知県日進市本郷町宮下519番地
 
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◆参考資料
 白山宮 公式WEB
 
 アーカイブLET'S GO! あいち