足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

北山道祖神(北山のケヤキ)【茨城県つくばみらい市】

◆ 北山道祖神の行き方
 関東鉄道常総線水海道駅で下車し、土浦行きのバスに乗ります。福岡橋で下車し、県道133号線を南へ300メートルほど南下したところにあります。
 つくばエクスプレスを使う場合はみどりの駅で下車。タクシーで8分くらいです。県道133号線沿いの大きなケヤキの木が目安になります。

◆ 北山道祖神とは?
 北山道祖神の鎮座するつくばみらい市は、平成18年に北山地区の谷和原村と伊那町が合併して市となりました。北山地区には、古くから集落があり、大ケヤキの樹下にある道祖神は、集落の外れにあったので、旅にでる人や旅から戻った人が、旅の安全を祈願したり、感謝したりしていたようです。昔の旅は、頼るものが足腰でしたので、健脚を祈願する人も多く、現在でも毎年1月14日の祭礼では、わらじを奉納する習慣が残っています。

◆ 北山のケヤキについて
 北山のケヤキは、県道133号線沿いにあります。樹高は15メートル、樹囲は6~7メートルです。樹の形が変わっていて、樹の又がU字型になっています。約30年前には、このU字型になった木股にクロマツの樹の太い枝が挟まるように乗っかっていたそうです。クロマツが寿命を全うした現在、その名残がU字の木股となっています。