法輪寺【徳島県阿波市】
◆正覚山菩提院 法輪寺の紹介
徳島駅からJR徳島線で阿波池田・穴吹方面へ9駅、約25分で鴨島駅に着きます。駅から車で約15分で四国八十八箇所霊場の第九番札所の法輪寺があります。法輪寺は、真言宗高野山の末寺で、開基は、弘法大師(空海)です。現在の寺院から約3キロ離れたところの泉の畔で、弘法大師が白蛇を見つけました。白蛇は、仏教では仏の使いと考えられていたことから、その地に、白蛇山法林寺を開基したと伝えられています。しかし、この地が、戦国時代に長宗我部軍が京を目指す際の激戦区となり、寺院は焼失してしましました。17世紀中盤に現在の地に移転され、正覚山法輪寺と改名され、再興されました。その後も火災による焼失があり、現在の堂塔は、明治時代に再建されたものです。
◇足の神様・仏様とは
昔、松葉杖なしでは歩けない人がこのお寺を参拝したところ、参道を歩いている途中から急に足が軽くなり、松葉杖無しでも歩けるようになり、ついには足が完治したという伝説が伝えられ、健脚を祈願する人々が参拝するようになったと言われています。その松葉杖も本堂に納められているそうですが、残念ながら公開はされていませんでした。
◇宗派・ご本尊など
◆ 周辺の見どころ
第七番札所 十楽寺(じゅうらくじ)
第八番札所 熊谷寺(くまだにじ)
第十番札所 切幡寺(きりはたじ)
◇住所・アクセス
土成インターチェンジからは約10分
第十番札所の切幡寺まで車で約15分
◇参考資料 『四国巡拝センター』のWEBサイト
元記事投稿日 平成22年6月2日(月)