◆大国社の紹介
東京と埼玉を結ぶJR埼京線の与野本町駅を西に向かうと与野公園があります。与野公園の北側を西へ西へと歩いて行くと新大宮バイパス(首都高速埼玉大宮線)の高架が見えてきます。バイパスのある大通りの手前に「足の神様与野のごんげん」という看板が目につきます。看板で示された矢印の通りに進んでいくと、樹木に覆われた直径20mにも満たない小さな丘があります。鳥居をくぐり、10段程の階段を上がると、小さな本殿正面には、多くのわらじが奉納されています。
◇足の神様とは
大変、申し訳ないのですが、ここがなぜ足の神様として祀られているのか、資料がまったくありません。埼玉県神社庁のホームページにも情報が全く開示されていません。地元では「与野大権現」として親しまれていることや、多くのわらじが奉納されていること、地理的には埼玉県一帯は、「子の権現(ねのごんげん)」の信仰が深かった地域であることから、足の神様として崇められている「子の権現」と何らかのつながりがあるのではないかと思います。
◇主祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)
◆鎮座地
埼玉県さいたま市中央区本町西2-7
◇参考資料 スネコタンパコの「夏炉冬扇」物語
元記事投稿日 平成22年7月30日(金)