足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

足王さん【秋田県仙北市】

◆足王さんの紹介

足王さんは、秋田の小京都ともいわれる角館に鎮座されています。祠は秋田新幹線角館駅で下車し、タクシーで郊外の大威徳山方面に向い、大威徳橋を越えてすぐの右手の森の中にあります。所要時間は、10分足らずでした。タクシーの運転手さんに足王さんと言っても分かってもらえなかったのですが、場所を伝えると「あ~、足神さんねっ!」と言われました。タクシーで田んぼのあぜ道のような所まで入って頂き、小さな祠に詣でました。センの大木の後ろにある祠には、祈願した方が納めて行かれたのか、絵馬やわらじのようなものがありました。乗車したタクシーの運転手さんや、稲庭うどんをすすったお店で色々聞いてみましたが、特筆すべき地元情報は、得られませんでした。そこで、神社の由来などを仙北市役所にメールで問い合わせたところ、総務課文書広報係の方から、丁寧な返信と『角館誌』で足王さんについて記載されたページの資料を添付して頂きました。お忙しいところを対応して頂いた担当の方には、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。
 
 
◆足の神様とは
 
『角館誌』の記載をそのまま以下に抜粋転写します。
 
別当は、花脇家、藤原潔家、菅幸次郎家、千葉正太郎家で、お祭りは4月8日の社日だったが、のちに5月8日になっている。社格もなく、ご神体も何なのか定かではないが、古くから広い信仰を集め、人々の難儀を治してくれる神社として知られていた。
 
ということで、由来や御祭神については、全く分かりません。
  
◇御祭神
不詳 
 
 
◇ 祭礼
例大祭     5月8日
 
 
◆ 周辺の見どころ
武家屋敷
 
◆鎮座地

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秋田足王社鳥居

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秋田角館足王社 祠

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秋田足王社
◇参考資料
WEB上の記載は全くなく、難儀しましたが書籍を参考にしました。
『角館誌』
『病気を癒す小さな神々』 立川昭二 著 平凡社
 
元記事投稿日  2011年2月5日(土)