足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

西光寺【滋賀県蒲生郡】

◆西光寺跡・仁王尊堂の紹介

西光寺跡・仁王尊堂は、滋賀県蒲生郡竜王町にあります。JR東海道本線篠原駅が最寄り駅です。駅からは、車で5分程で、中山道(国道8号線)沿いにある道の駅「竜王かがみの里」の駐車場横のわき道を突き当って右側にあります。駐車場からは、歩いてすぐなので、車で行かれる方は、道の駅の駐車場に車を止めてから、徒歩で行かれることをお勧めします。緩やかな坂を上ると、8畳敷きほどの畳の部屋の建物があり、中には、仁王堂と書かれた提灯が掛っていました。その奥に仁王尊堂があります。仁王尊堂の右手には、祈願された方が奉納されたと思われるわらじが沢山掛っていました。仁王尊堂左手の坂道をさらに上がっていくと、西光寺の名残をとどめる宝篋印塔や西光寺の鎮守であった八柱神社の石灯籠等があります。
 
◆足の神様とは
 
仁王尊堂は、西光寺跡地にあり、石の仁王尊が祀られています。古くから足の病を癒してくださるという言い伝えがあり、信仰されています。毎年六月末の土日には、千日会(せんにちえ)が催され、わらじをお供えする風習があり、今でも参拝者が絶えません。 
 
◇ 西光寺について
西光寺は、818年、伝教大師最澄)が夢のお告げにより、建立されたと言われています。鏡山十二峰の一つ、星ヶ峰の麓に位置し、最盛期には、僧坊300坊を超えるほどの寺勢を誇り、源頼朝足利尊氏も立ち寄ったという記録があるそうです。西光寺は、何度かの火災に遭い、その度に再興されてきましたが、織田信長の兵火により、廃寺となりました。その名残として現存する宝篋印塔や石灯籠は、重要文化財に指定されています。 
 
 
 

◆ 周辺の見どころ

 
鏡神社
苗村神社
平家終焉の地(平宗盛・清宗の胴塚) 

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西光寺入口

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西光寺草鞋奉納

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西光寺本堂

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西光寺内部

◆場所
 
 

◇参考資料

 
元記事投稿日 2011年2月28日(月)