足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

大慈山 乙訓寺【京都府長岡京市】

◆乙訓寺の行き方
 阪急電車長岡天神駅で下車し、徒歩で20分程度です。JRの最寄駅は、長岡京駅ですが、こちらからですと徒歩30分くらいになります。入山時間が午前8時から午後5時で、午後5時以降は、完全閉門となりますので、お詣りを予定されている方は注意してください。

 
◆乙訓寺の紹介
 お寺のある地域一帯を乙訓といいますが、二千年前の弥生時代から集落があったようです。第26代の継体天皇が弟国宮を築いたともいわれています。第33代の推古天皇の時代に勅願を受けた聖徳太子が十一面観音菩薩像を本尊とする伽藍を建立したのが乙訓寺の始まりとされています。
 弘仁2年(811)に空海弘法大師)が乙訓寺の別当に任ぜられ、翌年、最澄伝教大師)が尋ねてきて、二人で密教に対して法論を交わしたという書簡も残っているそうです。
 乙訓寺は、牡丹の花で有名です。もともとは、本山である真言宗豊山派長谷寺から寄進された2株のボタンが始まりで、以後、歴代の住職が株数を増やしていき、現在では約2000株にも及ぶようになりました。4月下中から5月上旬にかけて大輪の花が咲き誇ります。
 弘法大使・空海とゆかりのあるお寺ということもあり、お寺では健脚祈願わらじ絵馬が頒布されており、健脚を祈願する参拝者も少なくありません。また、足腰御守もあり、御守には、「仏陀の足の裏を見てこれを敬えば、生身の仏を拝むのと同じく身体諸願の罪障を滅するといわれる」と書かれています。

 
◆乙訓寺の文化財
 毘沙門天立像(国指定重要文化財
 十一面観音菩薩立像
 本堂・八幡社・鐘楼
 表門(南門=四脚門)
 裏門(東門=高麗門)

◆所在地
 京都府長岡京市今里3-14-7
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4

 
 
 


イメージ 5
イメージ 6






◆参考WEB
 大慈山 乙訓寺公式WEB

 長岡京市公式WEB(乙訓寺)

 おまかせ京都(京都乙訓寺お守り しあわせ御守)