足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

世田谷観音【東京都世田谷区】

世田谷観音のご紹介
  江戸三十三観音の第32番札所ともなっている世田谷観音は、東急田園都市線、又は、東急世田谷線三軒茶屋駅から歩いて15分位のところにあります。駅を降りたら三軒茶屋交差点を国道246号線沿いに南に向い、右手に世田谷郵便局がある十字路を左折します。あとは明薬通り沿いに10分ほど歩くと右手に見えてきます。
  世田谷観音は、昭和26年に睦賢(ぼっけん)和尚が、独力で建立し、金竜山浅草寺に請い開眼の法を修したお寺です。聖観世音菩薩が奉安されている観音堂(本堂)、京都の二条城より移築された阿弥陀堂不動明王八大童子が奉安されている六角堂、仏像の胎内に太平洋戦争で国のために命を落とした特攻隊員の英名が宝蔵されれているという特攻平和観音像が奉安されている特攻観音堂と、四つのお堂があります。
  観音堂と六角堂の間にある池の中央には、悪い夢を良い夢に変えてくださるという功徳がある夢違観音像があります。
 
 
◆足の神様とは
  京都の二条城から移築された阿弥陀堂は、三層構造になっており、金閣寺を模したお堂といわれています。三階の軒下には、「韋駄天」の扁額が掲げられています。阿弥陀堂の堂内には、仏教伽藍の守り神ともいわれる韋駄天神が奉安されています。韋駄天は、捷疾鬼(天邪鬼)が仏舎利を奪って逃げようとしたところ、即座に追いかけてそれを取り返したとされることから、足の速い神様として知られています。また、小児の病魔を除く神としても伝わっています。韋駄天神は、同じ堂内に安置されている東方朔とともにスポーツの守護神として信仰されています。
 
◆住所 
  東京都世田谷区下馬4-9-4
 
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◆参考資料
  世田谷観音 公式WEB