足の神様・仏様

日本全国の足の神様漫遊記

三嶋大社【静岡県三島市】

三嶋大社のご紹介
 JR東海新幹線・東海道線三島駅から徒歩で約7分の所に鎮座しています。ご創建の時期は不明ですが、奈良・平安時代の古書にも記録が残っています。平安時代中期には、「明神大」に列格され、三島大明神として親しまれました。中世になり、伊豆に流罪となっていた源頼朝が崇敬し、旗揚げに成功して源氏を再興したことで、武門武将の崇敬をうけることが多くなりました。東海道に面し、伊豆の玄関口として下田街道の起点に位置し、伊豆国一宮として三嶋大明神の称は広く天下に広まっていきました。

◆御祭神
  大山祇命(おおやまつみのみこと)  山・森・農産の守護神
  積羽八重事代主神(つみはやえことしろのしのかみ)  福徳の神 商・工・漁業の神
   御二柱の神様を総じて三島大明神と称しています。

◆足の神様とは
  大鳥居から三嶋池を通り抜けた総門と本殿のほぼ中間にある神門の手前に神馬舎という神馬の像が祀られた祠があります。神馬は慶応4年(1968)7月に完成し、旧神馬舎に納められていましたが、戦後、現在の神馬舎が完成し、移されました。古くから神馬は、毎朝神様を乗せて箱根山に登るという伝説があり、旧神官は、「御馬様が帰った」といって朝食にした伝えられ、子供の成長と健脚を祈る風習があります。

◆江戸時代に三嶋大社を称えた和歌
  江戸時代の儒者三輪執斎の四男は、三島大社の社家に養子に入り、矢田部盛基と称しました。江戸時代に伊豆を訪れた三輪執斎が社中の人々に所望されて講演をした時に詠んだ和歌です。

        あふけたゝ大山祇のあとたれし三島のみやの世々のめくみを

◆鎮座地
  静岡県三島市大宮町2-1-5
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◆参考WEB
  三嶋大社 公式WEB